スキンケアと切っても切り離せないのが日焼けです。
肌老化の原因の80%は紫外線と言われます。
そのため日焼け対策を過剰にする方がいらっしゃいますが、
正しいと思っている日焼け対策が間違っているかもしれません。
日焼け対策のしすぎがよくない理由、
そして日焼けとの向き合い方・正しい対策に
関してまとめました。
日焼け止めがよくない
日焼け対策としてもっともポピュラーなのが
日焼け止めを使用することです。
確かに日焼け止めは効果がありますが、
実は肌には負担がかかっています。
肌に負担がかかる成分は以下の通りで、
聞いたことある方もいるでしょう。
- 界面活性剤→肌バリアが壊れる
- パラベン(防腐剤)→肌バリアが壊れる
また日焼け止めには防水性のものがあるため、
お湯では落とせずクレンジング剤を使う必要があります。
クレンジング剤も同様、肌がいたむ要因になります。
また日焼け止めを塗ると太陽を浴びて
合成されるビタミンDが分泌されません。
日光を浴びるメリット
幸せホルモン「セロトニン」の分泌がされない
幸せなホルモンである「セロトニン」は日光を
浴びたり散歩したりすることで分泌されます。
セロトニンが不足するとストレスが
溜まったりイライラしたりしていまします。
実際に日照時間が短い地域では
自殺率が高いとうデータもあるくらいです。
もちろんこうした精神状態が続くと
肌状態が乱れてしまいます。
精神科医として有名な樺沢紫苑さんも
セロトニンの効果について言及されています。
朝の散歩によって、
「日光を浴びる」「リズム運動」のダブル効果で、
セロトニンがしっかりと活性化して、
今日一日を頑張ろうという意欲が湧いてくるからです。逆に言うと、午前中、家にずっといる人は、
ものすごーーーーく健康に悪いです。— 精神科医・樺沢紫苑@インプット大全&アウトプット大全 シリーズ61万部突破 (@kabasawa) November 10, 2019
太陽を避けるのはタバコを吸うのと同じ
「太陽を避けるのはタバコを吸うのと同じ」というと
おおげさに聞こえるかもしれませんが、
スウェーデンでは実際に報告されています。
英語表記ですが詳細はこちらになります。
書籍だと日本語でわかりやすくまとめられていました↓↓
じつは現代人の多くは太陽の光を十分に浴びていません。
そのため日光を浴びることによって生成される
ビタミンDが不足しています。
ビタミンDは免疫機能・メンタルを正常にする働きがあり、
細胞の増殖を促す美肌効果もあります。
ちなみに過剰な日焼け対策を
しているのがイスラム教徒の女性です。
ご存知のとおり彼女たちは宗教上、全身を衣服で
覆っているため強い日差しを防げます。
しかしその反面でビタミンD欠乏症の患者が多く、
症状として骨粗しょう症、骨痛、骨の軟化、筋力低下、
筋肉痛などがあります。
正しい日焼け対策
- 屋内での活動が多い方
- ちょっとした外出が多い方
- アウトドア・運動をする方
屋内での活動が多いのであれば、
特別な日焼け対策をする必要はないです。
それどころか日光浴をして、
ビタミンDを生成する必要があります。
※ただし光が窓ガラスから差し込む、
床に反射して差し込むのであれば
日焼け止めを塗りましょう。
また日光を浴びるのが厳しいという方は
ビタミンDのサプリを摂取しましょう。
しかしビタミンDの吸収率やサプリの酸化を考慮すると
太陽によって生成させるのが一番望ましいです。
加えて日光浴は正午にするのがもっとも効果的で、
日本人の場合は一日に6~20分の光を浴びる必要があります。
ちょっとした外出をするのであれば、
日陰を歩いたり日傘をさしたりしましょう。
またUVカットのストールや手袋を使うのも良いでしょう。
アウトドアや運動時は当然ですが日焼け止めを塗りましょう。
これは夏であろうと冬であろうと関係ありません。
冬でも紫外線はしっかりあります。
冬は油断しがちになるので要注意です。
まとめ
過剰な日焼け対策は心身にとって
よくないことがお分かりになったかと思います。
- 日焼け止めに含まれる成分が肌によくない
- 幸せホルモン「セロトニン」が分泌されない
- ビタミンDが不足する
もちろん日焼け止めは夏であろうと冬であろうと、
TPOによって不可欠になります。
ご自身の一日の行動に照らし合わせて
正しい日焼け対策を実施しましょう。
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