表紙と内容は作り上げたら、99%できているようなもの!!
ただこの残り1%を侮ってはいけません。せっかくできた書籍に低評価がついては、水の泡になってしまいますよね。
今回は出版という最終ステップに向けて必要な事項についてまとめました。
素人から脱っするKindle個人出版の書き方(出版編)
電子書籍は99円で安売りするな
晴れて出版した電子書籍を99円で販売するのは、ちょっともったいないです。安い方がユーザーにとって良いのでは??
そのように考えるのも最もですが、安売りしないことには、多くのメリットがあります。
- 著者が品質の高い書籍を執筆できる。
- 単純に収入が増える。
- 読み手が集中して本を読んでくれる。
- 読み手が著者に対して、素人ではなくプロとして見てくれる。
一点目。読み手であるお客様に対して相当額をいただく以上、一人の著者としてプロ意識を持って執筆に臨むべきです。そのため書籍に対して責任感が芽生えて、言葉遣い・レイアウト・誤字脱字など文書全体のクオリティが上がり、品質の高い本を書けるようになります。
二点目。本の単価を上げることは、収入増加に繋がります。個人出版の価格設定は著者で自由に決めることができます。価格の目安ですが、あなたの書いている本のジャンルの市場を元にして、決定すればよいでしょう。となると、多くの方々は500〜1500円の価格設定が妥当になるかと思います。

よし、価格は1000円にしよう!!

んー、それなら980円の方が良いね

その方が安く感じるでしょ

確かに!! テレビ通販とかもそうだもんね。
世の中に出回る商品の価格が、98円、2980円など、中途半端なのはその方が安く感じれるからです。これは「大台割れの価格」と呼ばれるので、価格設定する際に意識すると良いでしょう。
三点目。妥当な価格設定をすることで、読み手はあなたの書いた本を集中して読んでくれます。このような経験は皆さんもあるのではないでしょうか??

お金を払うと、元を取ろうとしちゃうよね笑
お金を支払うと「この本にはそれに相当する価値がある」「重要な情報である」と信じようとする心理が働きます。このように元を取ろうとする心理を「サンクコスト効果」と言います。
四点目。妥当な価格を設定することで、読み手はあなたのことを一人の著者として認識してれます。もちろん、表紙や中身の内容がしっかりしていることが前提となりますが、安い価格設定は自分を安売りするようなもので、やはり素人として見られてしまいます。
無料キャンペーンで知人にレビューをつけてもらう
出版したら無料キャンペーンを実施します。無料キャンペーンとは「Kindleダイレクトパブリッシング」で実施することが可能です。
わざわざ無料で公開する目的は、知人に読んでもらうことで①高いレビューをつけてもらえる②自分では気づけなかったミスに気づかせて貰えるためです。

本を探す時は評価をまず見る人は多いから、序盤に高評価をつけてもらうことは大きなアドバンテージになるね。
知人で低評価をつけるような人は少ないでしょうし、親切な方なら内容を指摘してくださり、より良い書籍を仕上げられます。そして電子書籍は紙書籍と違って、簡単に内容を更新できます。
因みに無料キャンペーンは以下の通り、簡単に実施できます。
著者セントラルで著者情報を掲載する
書籍を出版したら「著者セントラル」を必ず設定しましょう。著者セントラルとは、著者情報のことで、あなたがどのような経歴・実績を記載する欄になります。
プロフィール写真も設定できるので、ご自身の顔写真やアイコンを設定しましょう。因みにアイコンは以下の項目をすると好印象になりますよ↓↓
【印象良くなる】LINEのアイコン画像の選び方: https://t.co/3MgvnICv2E
💡ポイント
■顔・アゴのラインはハッキリ見せる
■少し歯を見せて微笑む
■服装は暗めスーツ&明るめボタンシャツ
■写す範囲は肩から頭まで
■背景は橙色
■目は軽く細める🙅NG
■サングラス
■目を見開く・大きくする— にっしー|メンズ美容 @新卒3年目の500万円貯金術 (@nissymens) July 17, 2020
SNSで宣伝してシェアしてもらう
上記のことをして、初めてSNSで宣伝・シェアをします。なぜなら口コミも集まっていて、内容もブラッシュアップされているためだからです。またツイッターであれば「にっしー@本のタイトル名を発売中」という風に、名前を変更するのも良いでしょう。
まとめ
以上、素人から脱っするKindle個人出版の書き方(出版編)でした。
これまで表紙編、執筆編、出版編とまとめましたがいかがでしたでしょうか。このようにノウハウを書きましたが、まずはひたすらに書くことが重要です。
実は本を執筆しても、途中で挫折することはよくあることなのです。私は丁寧に書くことも推奨していますが、まずは手を動かして書くことがやはり大切です。
書籍を執筆するのは大変ですが、できた時の達成感もひとしおですので、ぜひ書き上げていただければと思います。
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